運動 −治療−
外反母趾の治療の運動編です。外反母趾は運動をすることで、良くなると言われています。外反母趾は、足の筋肉が落ちてしまい、結果的に外反母趾になるというケースがあるからです。どのような運動を行えば、外反母趾に効果があるのか?それは、足の筋肉がつく運動、体のバランスを整える運動です。もちろん人それぞれですので、医師に相談するのが一番効率が良いです。
■足指のグーパー運動
足指をグー、パーと何回も行う運動です。簡単にグーパーをしても、もちろん効果はありません。これ以上曲がりません。というぐらい本気で行いましょう。初めのうちは、手に助けられながら行い、慣れてきたら、足だけでもできるようになります。1日、合計でいいですから、30回ぐらいをめどに行いましょう。
■ストレッチ
足のストレッチも重要です。外反母趾を治したい方向に曲げてやると、指が柔らかくなったり、足の緊張がほぐれます。そうすることで、ずっと緊張していた足もリラックスができ、固まったままの足が開放されるのです。
■腕立て伏せ
一見、関係なさそうな気がします。ですが、効果は絶大です。外反母趾は体のバランスの歪みということを書きました。それは、上半身と下半身の筋肉量の違いも含まれます。下半身は、毎日歩いたりしたりして、女性でも最低限の筋肉はついているものです。ですが、上半身はどうでしょうか?腹筋は、お腹周りが・・・と言って、なんだかんだと行っている人が多いです。ですが、腕立てはどうでしょうか?行っている人は少ないと思います。腕立ては、腕以外にも、首周りも鍛えることができます。首は重い頭を常に支えているため、常に疲れています。ここの筋肉を鍛えれば、体のバランスが断然に良くなります。
■スクワット
足の筋肉をつけるには、スクワットが効果的です。やはり、足の筋肉の低下ということが外反母趾の原因でもあるので、足全体の筋肉をつけることをオススメします。スクワットは、ちょっとした空き時間に行うことができるので、とても役に立ちます。
■腰痛体操
体のバランスを治すと考えたら、腰痛体操が、とても効果的です。腰と外反母趾では関係ないと考えるかも知れませんが、腰は体の中心です。行っていて損はしません。