年齢と性別 −注意事項−
外反母趾の注意事項の年齢と性別編です。
外反母趾は年齢や性別によって、なりやすい人、なりにくい人が分かれてきます。それを分析していきましょう。これを理解しておけば、対処法もわかってきます。
■年齢
外反母趾になりやすい年齢は、成人からです。やはり、靴の影響を受けるのと、長年つもり積もったことが、成人をすぎてから現れるのです。他の病気でも同じことが言えますが、代謝が衰える20代半ばからが危険です。何も考えなくても健康なのは、20代までと言いますが、やはり、20代後半からが注意が必要です。それと、20代後半から外反母趾が多くなる理由は、履物の影響も強いです。見た目を気にして、ハイヒール、パンプスなどを履き、その影響が積もって、出てくるということも考えられます。
では、もっと若い10代や、幼児はどうでしょうか?これは、それほど多くありません。まず、幼児は、ほとんど遺伝と考えられるものを含む、先天性のものです。例えば、もともと骨が弱い、足の形が他人と極端に違う、事故にあうなどの理由がほとんどです。まず、履物が理由で外反母趾になる例はほとんどありません。もちろん、中には足に合わない靴を長期間履き続け、外反母趾になる例もありますが、これはごく稀な例です。
年配の人はどうでしょうか?外反母趾は、そこそこありますが、成人のあたりの年齢と比べると、少ないです。おそらく、外反母趾にかまうより、腰や肩が痛いので気が回らないというのも入っているのではないでしょうか。それと、歩くという行為が、少なくなってきている年齢ですので、そんなには気にならないのだと思います。
■性別
外反母趾になりやすい性別は、圧倒的に女性のほうが多いです。もう、女性の病気と言い切ってしまってもおかしくありません。中には、私のように外反母趾になりかけている人もいると思います。ですが、同年代の女性と比べると、まだまだ余裕な方です。男性の中には、外反母趾がなんなのかさえ、わからない人もいると思います。それぐらい、男性と女性では、外反母趾になる人数に違いがあります。これもやはり、履物や骨の強弱による違いなのだと思います。