外反母趾とは? −基礎知識−
外反母趾とはなんでしょうか?
外反母趾とは、足の親指・小指が靴などの履物に締め付けられて、曲がってしまう現象です。言葉の意味通り、体の中心ヵら外側に親指が曲がるので、外反母趾と呼ばれています。骨折などと同じで、病気と言われると違う気がします。かかとが高く、硬い靴を履いていると、外反母趾になりやすいです。つまり、女性になりやすい症状です。ですが、男性でも子供にも、外反母趾の症状は出てきます。
昔、親や先生などから、「サイズの合わない靴を履くな」と言われた記憶はあるでしょうか?私はあります。理由を尋ねると、靴のサイズが合わないと、足の成長が靴の形になってしまうと言うのです。そう、今説明した外反母趾の説明と一緒ですね。このことから、子供でもなることがわかります。女性だけなるのではなく、誰でもなる可能性があるということを覚えておいた方がいいと思います。
少し外反母趾になる原因にも触れますが、外反母趾は靴だけが原因ではありません。外反母趾に詳しい医師に話を伺うと、靴だけではなく、足指の機能の低下も原因の一つだと言う医師が少なくありません。もっと、分かりやすく言うと、歩かない人が増えたことで、外反母趾が昔より流行りだしているというのです。確かに、今の子供を見ても、外ですらゲームをやっていたり、大人にしても車を使い、昔と比べると歩かないことは増えています。これも原因だとしたら、外反母趾から、また次の病気ができると考えることは難しくありません。
外反母趾に関して、痛みがあるから危険、痛みがないから安心と、簡単に考える人が多いです。私も痛みがないから安心だと思っていました。ですが、痛みが無くとも、足、つまり体の土台は悪いほうへ確実に進化しているということは、とても危険なことです。それをちゃんと認識しておいた方がいいと思います。
触りはこの辺で、後は詳しく、一つ一つ疑問を解決していきましょう。