運動 −手術−
外反母趾の治療の手術編です。外反母趾は、症状が悪化しひどい状態になると、手術をして、治すという選択があります。手術と聞くと、普段しないものですから、重い病気ということや、不安など多々あると思います。ですが、手術と聞いても慌てないでください。盲腸、レーシック、親知らずを抜くのさえ手術という言葉を使用します。手術は意外にも身近なものなのです。
外反母趾の手術には健康保険が適用されますし、海外ではよくある手術で、日本でも人口に対して10分の1ぐらいの数の症例があります。この数字は、ものすごく多い数です。例えば、「外反母趾の手術なんだ」と友人に打ち明けても、「そうなんだ」の一言で済ませられる数字です。難しい手術ではないということです。
金額は、片足に対して、10万円〜15万円です。もちろん変動する場合がありますので、参考までにしてください。入院はする必要がないことが多いです。金額の安い手術ですし、入院費の方が高くつくことが多いからです。それに、足の手術ですので、自宅に帰ってもなんとかなります。その辺は本人次第ではありますが・・・。入院するにしても、片足3週間、両足ですと倍の6週間が目安です。
手術後、再発の危険はあります。理由は、外反母趾は生活習慣からなる病気です。やはり、足に合わない靴を履き続けたり、変な歩き方をし続ければ、再度外反母趾になります。手術をしても、足はリセットして、また新しく始めるという気持ちの方がいいようです。
手術をするかしないかのメドは、医師と相談です。勧められたら行うことが多いです。自分での判断では、まともに歩けないことや、新たにスポーツがやりたいが、外反母趾が・・・という時に行うことが多いです。
手術の成功の確率は、100パーセントではないです。これは盲腸でもそんな数字はありませんから、当たり前です。ですが、簡単な手術です。8割、9割は成功します。仮に、成功確立が低いという噂を聞いた場合、ちゃんとした医師に相談しましょう。成功確立が低いというのは昔の話です。